日進市の歯医者、荒川歯科のブログページです。
早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。
年末に向けて慌ただしくされている方も多いのではないでしょうか。
今回は、年を越す前にぜひとも読んでいただきたいブログです。
ぜひ最後までご覧ください。
さて突然ですが、皆さんは歯磨きを1日何回されていますか?
大半の方は、1日に2回か3回くらいではないでしょうか。
回数を決めて、歯磨きを習慣的に行うのは大変すばらしいことです。
ですが、実は多くの人が1分か2分程度で「サーッ」と歯磨きを終えてしまっているようです。
忙しい中歯を磨く習慣を続けるというのは大変なことですが、
口の中に歯ブラシを滑り込ませる程度にパパっと終わらせてしまう歯磨きでは、虫歯や歯周病を予防する上ではあまり効果的とは言えません。
当たり前のように感じると思いますが、歯磨きの大切なポイントは、「きちんと汚れを落としきること」。
そしてその汚れをしっかりと落とすタイミングというのがとても重要です。
1日の中で一番大切なのは「夜寝る前」の歯磨きです。
極端な話ですが、夜寝る前の歯磨きさえしっかりとできていれば、1日に1回の歯磨きでも虫歯や歯周病を予防することは可能です。
なぜなら、虫歯や歯周病は就寝中の唾液の分泌が落ちている時が一番発症しやすく、進行しやすいからです。
1日に3回磨き残しだらけよりも、
1日に1回夜寝る前に、時間をかけてじっくりと隅々まで汚れを落とす方がよっぽど効果的というわけですね。
ちなみに歯の汚れを隅々まで落とすためには10分〜15分ほど歯磨きの時間が必要だとされています。
鏡の前で10分以上だと少しきついかもしれません。
そんなときはお風呂に入りながら、テレビを見ながら、でも構いません。
夜寝る前に時間をかけて丁寧に磨く習慣をつければ、朝や昼に行う歯磨きは短くても大丈夫です。
磨き残しが気になる方は、ぜひ年を越す前にメインテナンスへご来院ください。
お口の中もスッキリして良い年をお迎えください♪